不動産を持っているとかかる税金

不動産を持っている人に課される税金の一つとして、固定資産税があげられます。

 

芸能人の豪邸のような広い住まいだとたくさん税金がかかる仕組みで、一定の資産を持つ人が財政に貢献するシステムとされています。

 

固定資産税は市町村の大きな税源とされていて、道路整備や福祉など、いろいろな目的に使われます。

 

広く社会基盤を維持するために欠かせない税制度と考えましょう。

 

固定資産税とはそもそもどんな税金か、滞納するとどうなるか確認して、家計管理に役立てましょう。

 

マイホームがあると固定資産税がかかる

固定資産税とは、土地や家屋の所有者に対して継続的にかかる税金です。

 

家と土地

毎年1月1日時点の評価額に対して一定の税率をかけた金額を徴収されます。

 

土地の評価額は経済状況や需給で変動するため、3年に1度見直しされます。ご近所の地価が著しく高騰したなどのケースだと、固定資産税も変わるはずです。

 

都市計画区域内だと、固定資産税と合わせて都市計画税を徴収されます。

 

地域の都市計画事業に活用されて、環境整備に役立ちます。

 

固定資産税額は、市町村が責任持って計算したうえ、納税通知書を送るシステムをとっています。

 

確定申告のように自分で計算するわけではなく、役所から通知された金額を支払います。

 

通知された固定資産税額に従って、年4回に分けて納付します。

 

納期は市町村が自由に決めていいこととされているため、地域によって異なります。

 

東京都を例に出すと、6月・9月・12月・2月が納付時期とされています。

 

夫婦や兄弟などで共有している不動産でも、納付書は一枚です。代表者のところに書類が届く制度になっていて、連帯で納付義務を負います。

 

マイホーム購入初年度の滞納に注意!

毎年固定資産税を払っている方ならおおよその時期にあたりをつけて「今年はなかなか届かない」など肌感覚で分かりますが、マイホーム購入初年度は危険です。

 

郵送物をまめに点検する習慣がない方だと、納税通知書を見落とすリスクがあります。

 

マイホームを購入すると金融機関や役所からの書類がたくさん届くため、管理が煩雑になりがちです。

 

固定資産税関係の郵送物と気付かないで放置した結果、知らず知らずのうちに滞納状態に陥るリスクがあります。

 

固定資産税の存在を知っていたとしても資金準備が間に合わないと、延滞してしまいます。

 

マイホームの頭金に預貯金を使ってしまうと、支払いが難しくなるリスクがあります。

 

ある程度お金の余裕を持って物件選びをしたとしても、新生活スタートにあわせて家財を買い替えした結果、出費がかさむこともあるでしょう。

 

固定資産税の通知が来てはじめて資金が足りないことに気付き、あわててお金の準備をはじめます。

 

どうしよう、と考えているうちに時間ばかりが過ぎていくと、滞納期間が延びていきます。

 

市区町村役場の窓口に相談するなど誠意を持った対応を考え、どうやったら支払いできるか検討しましょう。

 

新築4年目以降は税金が高くなる

一定の新築家屋に対して固定資産税を減額する特例措置があり、3年間は本来より少ない負担ですみます。

 

特例を知らないでこの金額が続くと考えていると、4年目以降が大変です。

 

特例措置の対象とされる新築住宅には一定の条件が課されているので、市町村役場に確認すると安心です。

 

長期優良住宅の条件を満たすと優遇期間が5年間とされて、6年目以降の固定資産税が高くなります。

 

自分でこの制度を理解していなくても市町村の担当者に知見があれば、何もしなくても適用されます。

 

通常より優遇された条件で計算された固定資産税を一定期間払っていて、正規税額に戻ったときに困惑する方もいます。

 

固定資産税はまとまった金額になるため特例対象となるかどうかで、税額が大きく変わってきます。

 

通常の金額に戻ったタイミングで滞納してしまう方もいるので、適用前後でいくらくらい変わってくるのか、あらかじめ把握しておくと安心です。

 

滞納が長引くと差し押さえを受ける

固定資産税の通知が来ても「払えない」と放置して延滞が長引くと、いろいろなペナルティーが待っています。

 

支払い期日の翌日から延滞金が発生するため、最初に届いた金額よりたくさんお金を払う必用があります。

 

納付期日から1ヶ月経過するまでとそれ以降で計算式が変わってくるので、2ヶ月以上の延滞を出来る限り避けましょう。

 

支払いに遅れると役所から督促状も届き、支払いを要求されます。

 

それでも放置していると、財産の差し押さえも検討されます。

 

固定資産税がかかるということは、一定の資産がある証拠なので、逃げ切ることはできません。

 

差し押さえを受けた段階で観念して精算すると、没収された資産が返ってきます。

 

不動産の他に銀行口座、給与などが差し押さえ候補に入ってきて、余計に家計を圧迫するリスクがあります。差し押さえを受けた銀行口座からは自由にお金を引き出すことができなくなるため、お金を持っていても使えない状況になります。

 

お給料の差し押さえは職場に知られてしまうため、会社での立場が悪くなります。

 

税金を安易に滞納する人、とみなされると、築いてきた信頼がゆらぐケースもあるでしょう。

 

社会的立場を考えるのなら、支払うべきものはしっかり支払う意識が重要です。

 

何とかしてお金を作ることはできないか検討する、どうしても難しい場合は分割納付を申し出るなど、社会人として恥ずかしくない対応を考えましょう。

 

カードローンで初年度支払いを乗り切る

マイホームを買ってすぐ出費が重なり固定資産税が払えない状況の場合、カードローンで返済する方法があります。→おすすめのカードローンはこちら

 

家計の収支が一時的に悪化しているタイミングで固定資産税まで払うと生活が立ち行かなくなって、他の支払いが難しくなる可能性も出てきます。

 

住宅ローンの支払いが滞ると、出だしからつまずきます。

 

年金、健康保険など次々に発生する支払いに備えるためにも、お金を融通する手段を用意すると安心です。

 

マイホームを手にするためにいろいろな苦労があったはずで、固定資産税が払えなかったことで差し押さえまで行くと取り返しがつきません。

 

憂鬱な気持ちを抱えたまま仕事に身が入らず、収入が減ってしまうと大変です。

 

収入を増やすために共働きを検討したりダブルワークをスタートしたりする方法もありますが、お金が入ってくるタイミングまでタイムラグが出てきます。当面の打開策にすぎないとは言えカードローンで滞納なく支払うと、心の余裕が産まれます。

 

身体に無理がない範囲で日雇いバイトに出るなど工夫すれば、早期返済も出来るでしょう。

 

その場を乗り切った後は、固定資産税を無理なく支払いできるように毎月コツコツ貯蓄します。

 

カードローンの支払い分を考慮しても家計が安定するように、節約する気持ちも重要でしょう。

 

マイホームを手にした喜びもつかの間で、維持するためにたくさんコストがかかります。賃貸住まいだったときには必用がなかった税金もかかってきて、定期的な出費を余儀なくされます。

 

年に4回数万円の出費が続くのは大変ですが、誰もが平等に負担をするルールです。

 

病気やケガなどどうしても家計が不安定になる状況で固定資産税が払えないなら、市町村役場の窓口で相談をしましょう。

 

どうすればマイホームを維持できるのか、無理なく固定資産税を支払うにはどうしたらいいのかなどを聞いたうえで、滞納続きにならないための打開策を検討します。